MERUNNAD -メルナド-

カテゴリ: 自作小説
 2008//24
※本作の改訂版はこちらから



メル的妄想シュミレーション
MERUNNAD -メルナド-


登場人物

俺→メル
渚パパ→古河秋生
渚ママ→古河早苗
渚→古河渚


友情出演

杏→藤林杏
涼→藤林涼
春原→春原陽平
ことみ→一ノ瀬ことみ
有紀寧→宮沢有紀寧
智代→坂上智代


12月23日 18:28
古河家


渚パパ「でだ、小僧。明日は12月24日、12月24日といえば!」

俺、メルは古河家の渚抜きの家族会議に参加していた
何の会議なのか目に見えてるが

俺「ロンリーな野郎たちが、寒いそして寂しい夜を過ごす日です」

と俺は冗談で答えた

渚パパ「そうそう、全国4千万人のオタたちが寂しく過ごす日…暖めて欲しー…ってバカか!てめぇ!」

さすが、渚パパ…
ノリツッコミで返すとは、期待を裏切らない

渚ママ「オタとは何でしょうか?」

さっきまで黙っていた渚ママがキョトンとした顔でそう言う

渚パパ「……」

さあ、どう返す?渚パパ

渚ママ「…?」

俺「…」

渚パパ「…禁則事項です☆」

俺「…………」

渚ママ「???」

渚パパ「………」


唖然
哀れなり、渚パパ…
悲しくなってくる…

10分後

渚パパ「でだ、小僧。明日は12月24日、12月24日といえば…」

またそっからかよ
なに?またボケろと?
そう期待してないか?この人

俺「ロン…

そう言おうとした傍から渚ママがすかさず口を開く

渚ママ「あの、オタって何でしょうか?」

俺「……」

渚パパ「…………」


張りつめた空気が漂う
出番だ!と渚パパに相槌をする

渚パパ「………」

渚ママ「????」

俺「…」


さあ、どう出るか?渚パパ

渚パパ「あなたは知りすぎた…」

俺「………」

渚パパ「………………」


唖然
しかし10分前とは違う空気が漂っていた

ぐすん

渚ママ「私は…私は…、知ってはいけない事を知ってしまいましたのねーっ…!」

渚ママ、家族会議を退場
そして…

渚パパ「俺は…大好きだァァァァァァー…!!(パンを口に加えながら)

また一人、退場者が

俺「……はぁ」

俺のため息は虚しく寒空に消えていった

30分後、気を取り直し会議を続行させ
どうやらサプライズバースデーをやるから、渚には内緒にして欲しいそうだ

そして当日

俺はとある事情により予定の時間に遅れてしまった
時刻は23:40分

俺「渚…」

駆け足で古河家へと向かう
ふとある事に気付く

俺「雪…だ」

暗黒の空から降ってくる雪の結晶
それは暗黒の空を塗りつぶすかのように降り注いでた

俺「っと急がないと」

止めてた足を再び動かす
寒かった、足が重かった
そして

俺「ん?あれは」

杏「メル」


道の途中で、杏・涼・春原・ことみ・有紀寧・智代に出会ってしまった
どうやら、彼らも渚の誕生日に呼ばれてたらしい
そして渚の誕生日から帰ってる途中だ

俺「そうか…、もう終わってたのか」

涼「メルくん…」


踵を返し立ち去ろうとする俺

春原「メル!!」

渚同様、こいつらも俺の事怒ってるだろうな
だから俺は振り返ろうとはしなかった
怖かった、その場から逃げ出したかった
しかし…

杏「渚が待ってるわよ」

なにを言われるのかと思ったら
思いもよらない一言だった

涼「渚ちゃんが待ってます」

ことみ「渚ちゃんが待ってるの」

有紀寧「古河さんが待ってますよ」

智代「渚さんが待ってるぞ」


杏に続き、彼女等まで
そしてあの春原まで

春原「早く行ってやれ」

その一言で俺は振り返った
曇っていた心に希望の光が射し込んだ気がした
俺は

俺「皆、…ありがとう!」

それだけ言い残し
俺は再び古河家へ向かった
それ以上は言葉はいらない、彼らもきっと解ってくれるだろう。
先ほどとは違い、足取りが軽かった
俺は全力で走った

そして古河家前
そこには身に覚えのある、数時間来ると信じずっと待ち続けてた人の背中が見えた
その背中は小さかったけど、何かと一生懸命だった
俺は渚と始めて出会ったあの日の事を回想してた


「はぁ」

ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。

誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように延びていた。

「はぁ…」

別のため息。俺のよりかは小さく、短かかった。
隣を見てみる。



そこに同じように立ち尽くす女の子がいた。
同じ三年生。けど、見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。



「あんぱんっ」

「この学校は、好きですか」

「わたしはとってもとっても好きです。
でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。」


俺に訊いているのではなかった。
多分、心の中の誰かに語りかけているのだろう。

「楽しい事とか、嬉しい事とか、全部。
…全部、変わらずにはいられないです」


たどたどしく、ひとり言を続ける。

「それでも、この場所が好きでいられますか」



「見つければいいだろ」



「えっ…?」

驚いて、俺の顔を見る。

「次の楽しい事とか、嬉しい事を見つければいいだけだろ?」

そう。
何も知らなかった無垢な頃
誰にでもある。

「ほら、行こうぜ」



俺たちは登り始める。
長い、長い坂道を。


現実に戻る

俺「渚」

そっと優しく抱きしめる
その小さな逞しい背中を

渚「あ、メル君」

俺「雪積もってるな」


頭に積もった白い粉を拭う

渚「ずっと待ってましたから」

俺「…渚、ごめんな。遅れて」


冷えきったその小さい身体にコートをかけてあげる

渚「それでもメル君は、来てくれました。」

俺「あぁ、俺遅れたけど。ちゃんと間に合ったよな?」

渚「はい、来ると信じてました」

俺「そうか…。渚、誕生日おめでとう」

渚「えへへ…ありがとうございます」


そして聖夜の鈴が鳴る
時刻は0:00

渚「あ、クリスマスです」

俺「そうだ、メリークリスマス。渚」


そう言い、古河家に予め置いてたプレゼントを渡す

渚「とっても大きいです」

それは渚よりも大きいかと思われる、特大のプレゼントだった

渚「開けてもよろしいですか?」

俺「ああ。」


渚はそれを開ける

渚「わ、等身大のだんご大家族です。」

俺「しかもそれだけじゃない、ミニチュアのだんご大家族付きだ」

渚「本当に嬉しいです。ありがとうございます…」

俺「ああ、それで2つだから、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントな」

渚「じゃ…、私からもメリークリスマスです」


そう言うと、渚が自分で編んだと思われるマフラーを俺にかける

俺「ありがとな、渚」

渚「わ、私からもプレゼント2つあるんです…」


モゾモゾ…

俺「え?」

渚「目…閉じてもらえますか?」

俺「お、おう…」


目を瞑る俺

そして、俺の唇に渚の唇が触れる感触
思わず俺は目を開いてしまう
その唇は柔らかくて、ほんのりいい香りがして、気持ちいい感触が伝わってきて…
俺はまた目を閉じてしまう

「だー!てめぇ!そこまでは許した覚えはないぞ!!」

俺&渚「えっ!?」

そこには覗き見してた、渚パパと渚ママがいた

渚ママ「秋生さんダメでしょ…いいところだったんだから」

渚パパ「許さないもんは許さん!」


どこからか金属バットを取り出し、振り回す狂人のようだ

俺「落ち着けよ、おっさん」

渚パパ「おっさんじゃねぇ!」


金属バットを振り回して追っかけてくる渚パパ

渚ママ「もう、秋生さんったら」

渚「走ると危ないですよー」

渚パパ「待ちやがれ!小僧!」

俺「捕まえられるもんなら捕まえてみやがれ!」


渚と渚ママもそれに加え、大騒ぎになっていた

俺「…近所迷惑にも程がある、まあいいか」


これは俺と渚の物語
これからもずっと、ずっと紡いでいく物語


TRUE END


上記の妄想シュミレーションはですね、あくまでも僕の妄想なんで
あんま気にしないでください
ただやり過ぎたとは思います、けど反省はしてない
これが俺クオリティー
我ながら頑張って考えて書いたと思います
ともあれ、渚誕生日おめでとう。

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